![]() Optical recording medium and a method of producing the same
专利摘要:
公开号:WO1990000299A1 申请号:PCT/JP1989/000647 申请日:1989-06-28 公开日:1990-01-11 发明作者:Junichi Akamatsu;Masato Yamamura 申请人:Sony Corporation; IPC主号:G11B7-00
专利说明:
[0001] 明 細 [0002] 光学記録媒体及びその製造方法 [0003] 技 術 分 野 本発明は、 光学記録媒体及びその製造方法に関し、 例えば光学的 に読み取り可能な情報が記録される記録層を基材上に形成して成る 光力一 ドゃ光ディ ス ク等に適用される。 背 景 技 術 一般に、 キャ ッ シュカー ド, ク レジ ッ トカー ド, 身分証明カー ド 等の各種情報メ モ リ 力一 ドと して用いられる光力一ドは、 光学的に 透明なプラ スチ ッ ク基材上に、 光学的に読み取り可能な情報が記録 される記録層を保護層を介して形成し、 さ らに、 上記記録層上に保 護層を介して保護フ ィ ルムをラ ミ ネー ト した構造となっており、 上 記保護フ イ ルムの表面には、 そのカー ドの使用用法の説明や装飾模 様等が印刷されている。 [0004] 上記光カー ドにおける情報の記録再生原理は、 記録層の反射率や 透過率の違いを識別して電気信号に変換する もので、 上記記録層と しては、 情報を光学的に記録 · 再生可能な金属や合金の薄膜、 色素 等の有機系薄膜等が用いられている。 上記記録層は、 光学的に均質 な媒体である必要がある。 一般に、 上記金属や合金の薄膜による記 録層は、 蒸着ゃスバッタ等の真空成膜法により基材上に形成され、 また、 上記有機系薄膜による記録層は、 ス ビンコ一タゃロールコ ー タにて有機色素を塗料の形で基材上にコーティ ングすることにより 形成される。 [0005] また、 上記保護層は、 記録層の機械的な保護及び高温度、 高湿度 及び化学的汚染等耐環境特性を保持するのもので、 一般に紫外線硬 化型樹脂が多用されている。 [0006] 従来、 良く用いられている紫外線硬化型樹脂は、 保護層として-の 総合特性は優れているが、 一般にャング率 (弾性率) が大き く、 圧 縮、 引っ張り、 曲げ等の機械的応力に対して大きな変形を与え、 記 録層を十分に保護するものではなかった。 [0007] 一般に紫外線硬化型樹脂は、 熱的特性として、 架橋密度が高く熱 伝導が比較的良いので、 記録特性 (特に記録感度) に不利な方向の 物性値を有している。 すなわち、 ある所定の記録ビッ トを形成する のに、 半導体レーザ等で記録した場合、 保護層により レーザパワー が不足する虞れがある。 特に、 光記録において、 比較的大きなピッ ト、 低速記録条件が必要な光カードの場合、 記録感度を上げること は重要であり、 このような熱特性を持つ保護層樹脂が要求される。 また、 上記光カードを製造するには、 ロール状の保護フ ィ ルムに 予め必要な情報をシルクスク リ ーン印刷法やオフセッ ト印刷法にて 印刷しておき、 この印刷処理済の保護フィルムを基材に形成した記 録層上にラ ミネー トしてから、 所定形状の光力一ド形状を打ち抜く ようにしていた。 [0008] このように予め必要な情報が印刷された保護フ ィルムを基材に形 成した記録層上にラ ミネー トしてから、 所定形状の光力一ド形状を 打ち抜く 従来の製造方法では、 保護フ ィ ルムをラ ミ ネー トする際に、 記録層を形成した基材と保護フ ィ ルムとを高い精度で位置決めする 必要があり、 例えば、 上記基材および保護フ ィ ルムに位置決めマ一 力を入れて、 このマ一力に基づいて位置合わせ作業を行う必要があ つた。 また、 上記保護フ ィ ルムに各種情報を多色刷印刷する場合に は、 印刷工程が色数倍に増え、 その都度保護フ ィ ルムのロールを巻 き戻して印刷機にセ ッテ ィ ングしなければならず、 この印刷工程に おける位置合わせにも高い精度が必要であった。 さ らに、 上記保護 フ ィ ルムのシルクスク リ ーン印刷法やオフセ ッ ト印刷法による印刷 には、 専門的な印刷設備を必要と していた。 このよ う に、 従来の製 造方法は、 上記位置合わせに高い精度を必要とする こ とから、 光力 — ドの製造歩留りが低 く 製造コス トが高く なつてしま う ばかりでな く 、 光力一ドの多品種少量生産には適さないという問題点があった, さ らに、 光カー ドは、 一般に矩形状に形成されており、 矩形状の 基材を用いて 1 枚ずつ製造したのでは、 その製造工程中で真空成膜 ゃス ビンコ一テ ィ ングによ り光学的に均質な記録層を形成するのが 難し く 、 従来の製造方法では品質の良好な製品を安定に製造する こ とが困難であった。 特に、 スピンコーティ ングを行う場合には、 矩 形状の基材のコーナ部分で塗料が裏面側に回り込んでしま う ので、 極めて製造歩留りが低く 、 製造コス トが高く なつてしま う。 [0009] そこで、 本発明は、 上述の如き従来の実情に鑑み、 記録感度や信 頼性を向上させた光カー ドや光ディ スク等の光学記録媒体を提供す る こ とを目的と している。 また、 本発明は、 製造歩留り を高めて製 造コ ス トを下げる と もに、 多品種少量生産を容易に行い得るよう に 品質の良好な光学記録媒体を安定に製造できるよう にする こ とを目 的としている。 発 明 の 開 示 本発明に係る光学記録媒体は、 光透過性を有する矩形状の基材と、 当該基材上に設けられる光学的に読み取り可能な情報が記録される 記録層と、 当該記録層上にロールコーティ ングにより設けられる保 護層とを有し、 上記記録層及び保護層が設けられた上記基材を所定 形状に分割してなることを特徴としている。 [0010] また、 本発明に係る光学記録媒体は、 光透過性を有する基板と、 当該基板上に設けられる光学的に読み取り可能な情報が記録される 記録層と、 当該記録層上に設けられるヤング率の低い材料からなる 保護層とを有してなることを特徴としている。 [0011] このようにヤング率の低い材料にて形成した保護層は、 圧縮、 引 つ張り、 曲げ等の機械的応力に対して大きな変形を記録層に与える ことがなく、 記録層を十分に保護することができる。 [0012] さらに、 本発明に係る光学記録媒体の特徴は、 上記保護層が 2 X 1 0 t ° d y n/ di以下のャング率の材料にて形成されるこ とにある。 また、 本発明に係る光学記録媒体の特徴は、 上記保護層が上記基 板より も熱伝導率の小さい材料にて形成されることにある。 [0013] このよう に熱伝導率の小さい材料にて形成した保護層は、 記録層 の記録感度を低下させることがない。 [0014] 上記ャング率が低く熱伝導率の小さい保護層は、 ポリ ウ レタ ン系 やゴム系の紫外線硬化型樹脂にて形成することができる。 [0015] このよう に本発明では、 ヤング率が低く熱伝導率の小さい材料に て保護層を形成する こ とににより、 記録感度や信頼性を向上させた 光力一 ドゃ光ディ スク等の光学記録媒体を実現している。 [0016] 次に、 本発明に係る光学記録媒体の製造方法は、 矩形状の基材上 に光学的に読み取り 可能な情報が記録される記録層を形成する第 1 の工程と、 この第 1 の工程によって形成された記録層上に保護層を ロールコーティ ングにより形成する第 2 の工程と、 上記第 1 の工程 及び上記第 2 の工程により記録層及び保護層が形成された基材を所 定形状に分割する第 3 の工程とからなる こ とを特徴と している。 上記第 1 の工程は、 高反射率層を形成する工程と、 この工程によ り形成された高反射率層の上に レジス ト層を形成する工程と、 この 工程によ り形成された レジス ト層の上にマスク露光を施す工程と、 この工程により マスク露光の施こされた高反射率層にエ ッチング処 理を施す工程とからなる。 [0017] 上記記録層は、 有機色素系の光記録材料を上記矩形状の基材上に ロールコーティ ングする こ とにより均質な有機系薄膜と して形成す る こ とができ る。 上記記録層は、 情報を光学的に記録 · 再生可能な 金属や合金の蒸着ゃスパッ タ等の真空成膜によ り形成しても良い。 上記保護層は、 ロールコーティ ングにより記録層上に効率良 く 一定 の厚さに形成する こ とができる。 [0018] 本発明に係る光学記録媒体の製造方法では、 上記矩形状の基材上 に記録層および保護層を形成してなる基材を所定形状に分割して複 数の光学記録媒体を製造するので、 製造効率が良い。 [0019] また、 本発明に係る光学記録媒体の製造方法は、 上記第 1 の工程 の前に上記基材に前処理を施す前処理工程を備える こ とを特徴と し ている。 上記前処理工程は、 上記基材の上にハードコー ト層を形成するェ 程と、 この工程にて形成されたハー ドコ一 ト層の上にロールコータ にて保護層を形成する工程とからなる。 [0020] さ らに、 本発明に係る光学記録媒体の製造方法は、 上記第 2のェ 程でヤ ング率が低く上記基材より も熱伝導率の小さい材料にて上記 保護層を形成することを特徴としている。 [0021] 上記保護層を形成するャング率の低い林料としては、 2 X 1 0 '。 d yn/ oS以下の紫外線硬化型榭脂が用いられる。 [0022] さらにまた、 本発明に係る光学記録媒体の製造方法は、 上記第 2 [0023] I 0 の工程後で上記第 3の工程の前に、 上記第 2の工程で形成された保 護層の上に保護フ ィルムを設ける工程を備えることを特徴としてい る。 . 上記保護フイ ルムは、 予め印刷処理が施されているものを用いる ことができる。 [0024] さらに、 本発明に係る光学記録媒体の製造方法は、 上記第 3 のェ 程によつて分割された基材の保護フ ィ ルムに印刷処理を施す工程を 備えることを特徴としている。 [0025] 上記第 3 の工程によつて分割された基材の保護フイ ルムには、 パ ッ ド印刷にて印刷処理を施すことができる。 [0026] Z 0 本発明に係る光学記録媒体の製造方法では、 保護フ ィ ルムをラ ミ ネー ト した基材を所定形状に分割してから、 1枚毎に保護フ ィ ルム 上にパッ ド印刷により印刷処理を施すので、 上記保護フ イ ルムのラ ミネ一 トに際して高い位置精度を必要とせず、 光学記録媒体の製造 歩留りを高く して製造コス トを下げることができ、 しかも、 光学記 [0027] 2 5 録媒体 1枚毎に保護フィルム上に必要な情報を印刷することができ るので、 光カー ドの多品種少量生産が可能となる。 図面の簡単な説明 [0028] 5 第 1 図は本発明方法の一実施例を示すフローチャー ト、 第 2図は 上記実施例に用いた基材の平面図、 第 3図は上記実施例にて形成し たカー ド基材の断面図、 第 4図は上記実施例にて形成した光力一ド の外観斜視図、 第 5図は本発明方法の実施に使用するロールコータ の原理的構成を示す模式図、 第 6図は上記実施例を R 0 Mタ イ プの , ο 光カー ドの製造方法に変更する場合の、 記録層の製造工程を示すフ ローチャー ト、 第 7図はフ ィ ルムキヤ リ ャ方式で光カー ドを連続的 に製造する場合の説明図である。 [0029] 第 8図は本発明方法の他の一実施例を示すフ ローチャー ト、 第 9 図は上記実施例に用いたパッ ド印刷機の原理的な構造を示す模式図 [0030] 1 5 である。 発明を実施するための最良の形態 以下、 本発明の実施例について、 図面に従い詳細に説明する。 [0031] 2 0 第 2図に示す如き大きさが 2 6 0 X 2 7 2讓で厚さが 0. 7 讓の透 明ポリ カーボネー ト板を矩形状の基材(1 ) と して準備し、 第 1 図の フローチャー トに示す製造工程にて、 上記透明ポ リ カーボネー ト板 から第 3図に示す如き断面構造のカー ド基材(1 0)を形成し、 この力 一ド基材(1 0 )を分割して 5 4 X 8 6 MIの大きさの第 4図に示す如き 外観の追記型(W0 : Wr i te O n c e Memory)メ モ リ カー ド(1.5)を 1 5枚製 造した。 [0032] 第 1図のフローチャー トにおいて、 第 1工程では、 上記矩形状の 基材(1 )すなわち透明ポリカーポネー ト板の片面 (情報読み取り面) に紫外線硬化型樹脂を数 ^ m の厚さにロールコ一タにてコ一ティ ン 5 グして、 上記情報読み取り面を傷や汚れから保護するハードコー ト 層(2)を形成する。 [0033] 第 2工程では、 上記矩形状の基材(1) すなわち透明ポリ カーボネ ー ト板の他面 (情報記録面) に紫外線硬化型樹脂を数 // m の厚さに ロールコータにてコ—ティ ングして第 1保護層(3)を形成する。 [0034] o 上記第 1工程及び第 2工程は、 次の第 3工程にて上記基材(1) 上 に記録層(4) を形成するための前処理工程である。 [0035] 第 3工程では、 上記第 1保護層(3) 上に光学的に書き込み読み取 り可能な情報の記録媒体として有機系の光記録材料を数 m の厚さ にロールコータにてコ一ティ ングして記録層(4)を形成する。 [0036] . 5 ここで、 上記第 3工程では、 上記第 1保護層(3) 上に光学的に書 き込み読み取り可能な情報の記録媒体としてカルコゲナイ ド系合金 である S b z S e 3 および B i 2 T e 3 を順次に真空蒸着やスパッ タ等の真空成膜法にて成膜することにより、 記録層(4) を形成すよ うにしても良い。 [0037] 2 0 次の第 4工程では、 上記記録層(4) 上に紫外線硬化型樹脂をロー ルコータにより数 m の厚さにコーティ ングして、 第 2保護層(5) を形成する。 [0038] ここで、 上記第 1工程、 第 2工程および第 3工程では、 第 5図に 示すように、 第 1 ないし第 3 のローラ(101) , (102), (103) を備えて 25 なるロールコータにて、 上記第 1および第 2のローラ(101) , (102) , の転接部分にコーティ ング材料を供給し、 上記第 2 および第 3 の口 ーラ(102) , ( 103)にて上記基材(1 )を挟持走行させる こ とにより、 上 記コーティ ング材料を所望の厚さにコ 一ティ ングした。 [0039] 上記コ ーティ ング材料と してァク リ ル樹脂系の紫外線硬化型樹脂 を使用し、 その粘度を数 1 0 cp s 〜数 1 0 0 cp s に調整する こ とに より、 上記ロールコ一タにて、 他面への回り込みを生ずる こ とな く 上記ァク リ ル樹脂系紫外線硬化型樹脂を数 m の厚さに均一にコ一 ティ ングして上記ハー ドコー ト層(2) ,第 1 保護層(3) および第 2保 諧層(5)を形成する こ とができた。 [0040] また、 上記コーティ ング材料と してボリ ウ レタ ン系やゴム系の紫 外線硬化型樹脂を用いる こ とにより、 ャ ング率が小さ く しかも上記 ポリ カーボネ一 ト製の基材(1 ) より も熱伝導率が小さい第 1 保護層 (3)および第 2保護層(5)を形成する こ とができた。 [0041] 上記ャ ング率及び熱伝導率の小さな保護層(3) , (5)を形成するた めの紫外線硬化型樹脂と しては、 [0042] 試料① : 大日本ィ ンク社製の商品名 S D— 1 7 [0043] 試料② : 大日本ィ ンク社製の商品名 S D— 3 0 1 [0044] 試料③ : ス リ ーボン ド社製の商品名 T B — 3 0 8 0 [0045] を用いた。 [0046] なお、 上記第 1 保護層(3)および第 2保護層(5 )は、 上記基材(1 ) の熱的保護および上記基材(1 )や後述する保護フ イ ルム(6)との接着 性を確保する とと もに、 上記記録層(4 ) を保護する 目的で上記記録 層(4 ) を両面側から挟み込むよ う に形成される もので、 目的に応じ て熱硬化型樹脂を用いて形成しても良い。 [0047] また、 第 6工程では、 厚さが 0. 0 5 〜 0. 1 匪程度のロール状のポ リ エステルフ ィ ルムを保護フ ィ ルム(6) として準備し、 第 5工程に おいてロールコータにて上記保護フィ ルム(6) の片面に熱硬化型の 接着剤(7)を 1 0 / m 〜数 1 0 / m の厚さにコーティ ングしておき、 上記第 2保護層(5)上に上記保護フィルム(6)を上記接着剤(7)にて ラ ミ ネー トする。 上記保護フ ィ ルム(6) には、 予め必要な印刷情報 の印刷処理を施しておく。 [0048] 第 7工程では、 上記接着剤(7)を固化する。 [0049] 次の第 8工程では、 このようにして形成した第 3図に示す如き断 面構造のカー ド基材(10)を打ち抜き法やレーザ ト リ ミ ング法等にて 所定のカード形状に分割する。 この実施例では、 上記力一 ド基材を 金型成形により打ち抜き分割して、 第 4図に示す如き 5 4 X 8 6顺 の大きさの 1 5枚の追記型メ モ リ カー ド(15)を形成した。 [0050] 上記第 1工程から第 8工程にて構成されるこの実施例の製造方法 では、 上記第 1工程から第 4工程におけるコ一ティ ング処理を口一 ルコータにより順次連続して行い、 上記ハ一ドコ一 ト層(2) ,第 1保 護層(3) ,記録層(4)および第 2保護層(5)をロールコーティ ングによ りそれぞれ均一な厚みで光学的に均質に効率良く形成することがで きる。 しかも、 上記第 6工程において上記第 2保護層(5) 上に保護 フ ィ ルム(6) をラ ミ ネー ト して形成したカー ド基材(10)を上記第 8 工程で所望のカー ド形状に一括して分割するので、 品質の良好な追 記型メ モ リ カード(15)を効率良く製造することができる。 [0051] なお、 上述の実施例において、 予め記録した情報の読み取り専用 の所謂 R 0 M (ROM : Read On l y Memory)タィ ブの光力一 ドを製造する 場合には、 上述の第 1図のフローチャー トに示した製造方法におけ る第 3工程すなわち記録層(4) の形成工程を第 6図のように変更す れば良い。 [0052] すなわち、 第 6図において、 A工程では、 上述の第 2工程にて形 成した第 1 保護層(3) 上にアルミ ニウ ム等の高反射率層を真空成膜 法にて形成する。 次の、 B工程では、 上記高反射率層上にロールコ ータにてレジス トをコ一テ ィ ングしてレジス ト層を形成する。 そし て、 C工程にて、 所望の情報を上記レジス ト層にマスク露光して、 D工程で上記高反射率層にエ ッチング'処理を施すこ とにより、 上記 所望の情報を書き込んだ R 0 Mタイ プの記録層(4)を形成する。 [0053] また、 比較的に薄い光カー ドを製造する場合には、 矩形状の基材 ( 1 ) として例えば厚さが 0. 1〜 0. 4 讓程度のポリ カーボネー トやポ リ エス レル等のロール状フ ィ ルムを上記矩形状の基材(1 ) と して用 い、 第 7図に示すように第 1 の口ール(201 )から第 2 の口一ル(202) に上記フ ィ ルム状基材(1 ) を卷き取りながら、 上述の実施例におけ る第 1工程ないし第 8工程の処理を行うように して、 フ ィ ルムキ ヤ リ ャ方式で光カー ドを連続的に製造することができる。 なお、 この 場合、 記録層(4 ) を蒸着ゃスバッタ等の真空成膜法にて形成する場 合には、 上記ロール状基材(1 )を第 1 のロール(201 )から第 2 のロー ル(202) に巻き取るフ ィ ルム送り装置全体を真空チ ヤ ンバ内に設置 すれば良い。 [0054] なお、 上記保護フ ィ ルム (6) として 5 0 u m 〜 4 0 0 u m 程度の 厚さの白無地や透明のポリ エステルフ ィ ルムを用いるようにして、 00版印刷情報をパッ ドにより転写するパッ ド印刷機により、 上記第 8工程の後で、 カー ド 1枚毎に所望の印刷処理を施すようにしても 良い。 [0055] 第 8図のフローチャー ト に示す実施例は、 上記第 8工程の後で上 記保護フィルム(6) に印刷処理を施す第 9工程を有するものであつ て、 この第 9工程では、 上記第 8工程にて形成した 5 4 X 8 6 腿の 大きさの光力一ド(15) 1枚毎に、 第 9図に示す如き構成のパッ ド印 刷機(20)にて、 保護フ ィ ルム(6)の表面に必要な情報を印刷する。 [0056] 5 上記パッ ド印刷機(20)は、 印刷すべき必要な情報の凹版プレー ト [0057] (21)、 イ ンク溜め(22)のィ ンクを上記凹版ブレー ト(21)上に塗布す るビスチユラ(23)および上記凹版ブレー ト(21)をスキージして該凹 版プレー ト(21)上の不要ィ ンクを除去する ドクタ一ブレー ド(24)を 配設したスラィ ダ(25)や上記凹版ブレー ト(21)から印刷すべき必要 , ο な情報を試料台(26)上の被印刷物すなわち上記光力一ド(15)の保護 フ ィ ルム(6) に転写印刷するバッ ド(27)等にて構成されており、 上 記凹版ブレー ト(21)から必要な情報のィ ンクパターンを上記パッ ド (27)に転写し、 このバッ ド(27)を上記保護フィルムに押し当てるこ とにより、 上記ィ ンクパターンを上記パッ ド(27)から上記保護フィ , 5 ルム (6)の表面に転写して印刷を行う。 [0058] 上記パ'ッ ド印刷機(20)では、 最初に被印刷物をセ ッティ ングして おけば、 上記パッ ド(27)の移動のみで必要な情報を転写印刷するこ とができ、 調整が簡単で操作性も良く 自動化が容易あり、 しかも、 小型で少ない設置スペースで生産性の良好な印刷を行う ことができ [0059] 2。 る。 また、 パッ ド印刷機を並設するこ とにより、 多色印刷も効率良 く行う ことができる。 [0060] そして、 第 1 0工程では、 上記パツ ド印刷機(20)にて上記保護フ イ ルム(6)の表面に転写印刷したィ ンクパターンを乾燥固化する。 上記第 1工程から第 1 0工程にて構成されるこの実施例の製造方 25 法では、 矩形状の基材(1)上に記録層(4)および保護層(5) を積層形 成し、 さ らに上記保護層(5)上に保護フ ィ ルム (6)をラ ミネー ト して カー ド基材(10)を形成し、 このカー ド基材(10)を所望の力一 ド形状 に分割して、 上記保護フ ィ ルム (6) 上に必要な情報を光カー ド(15) 1枚毎にパッ ド印刷するので、 上記保護フ イ ルム (6) のラ ミネー ト に際して高い位置精度を必要とせず、 製造歩留りを高く して製造コ ス トを下げることができた。 また、 上記保護フ ィルム(6) 上に必要 な情報をカー ド 1枚毎に印刷するので、 光力一ドの多品種少量生産 を効率良く行う こ とができた。 [0061] なお、 上述の実施例では、 矩形状の基材(1 )上に記録層(4)および 保護層(5) を積層形成したが、 記録層や保護層をス ピ ンコ ーティ ン グ法ゃ真空成膜法により円形状の基材上に形成して、 さ らに上記保 護層上に保護フ ィ ルムをラ ミネー ト してカー ド基材を形成し、 この カー ド基材を所望のカー ド形状に分割して、 上記保護フ イ ルム上に 必要な情報を光力一ド 1枚毎にパッ ド印刷するように して も、 上記 保護フ ィ ルムのラ ミ ネー トに際して高い位置精度を必要とせず、 製 造歩留りを高く して製造コス トを下げる ともに、 光カー ドの多品種 少量生産を効率良く行う ことができる。 [0062] また、 上記第 1図のフ ローチ ャー トに示した製造方法にて、 厚さ が 0. 7 謹のポリ カーボネー ト基板(1 ) 上にそれぞれ 4 0 0 Aの厚み の S b z S e 3 層と B i 2 T e 3 層とを積層した 2層構造の記録層 (4 )を形成し、 上記記録層(4)上に上述の試料①, 試料②, 試料③に て上記保護層(5) を形成した光カー ドを製造して、 その再生出力を 比較測定したところ、 第 1表に示すような結果が得られた。 第 1表 [0063] このように、 ャ ング率が 2 X 1 0 ^ dyn/ oi小さ く熱伝導率が上記 基材(1)より も小さな紫外線硬化型樹脂にて上記保護層(5)を形成す るこ とによって、 記録感度を高めるとともに、 記録層(4) への応力 を軽減して、 信頼性の高い光学記録媒体を実現することができた。 [0064] なお、 本発明に係る光学記録媒体及びその製造方法は、 上述の実 施例のように光力一ドに限られるこ とな く、 その外形形状をディ ス ク状とした光ディ スク とすることも勿論可能である。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲 1 . 光透過性を有する矩形状の基材と、 当該基材上に設けられる光学的に読み取り可能な情報が記録され る記録層と、 当該記録層上にロールコ一ティ ングにより設けられる保護層とを 有し、 上記記録層及び保護層が設けられた上記基材を所定形状に分割し てなる光学記録媒体。 2 . 光透過性を有する基板と、 当該基板上に設けられる光学的に読み取り可能な情報が記録され る記録層と、 当該記録層上に設けられるヤ ング率の低い材料からなる保護層と を有してなる光学記録媒体。 3 . 上記保護層が 2 X 1 0 d y ti / cii以下のャ ング率の材料からなる こ とを特徴とする請求項第 1 項又は第 2項に記載の光学記録媒体。 4 . 上記保護層が上記基板より も熱伝導率の小さい材料からなる こ と を特徴とする請求項請求項第 1 項又は第 2項に記載の光学記録媒体, Z 0 5 . 上記保護層が紫外線硬化型樹脂からなる こ とを特徴とする請求項 第 3項に記載の光学記録媒体。 6 . 上記保護層が紫外線硬化型樹脂からなる こ とを特徴とする請求項 第 4 項に記載の光学記録媒体。 7 . 上記記録層が情報信号の光学的な記録の可能な材料からなる こ と を特徴とする請求項第 1 項又は第 2項に記載の光学記録媒体。 8. 上記基板の外形形状がカード状であることを特徴とする請求項第 1 項又は第 2項に記載の光学記録媒体。 9. 上記基板の外形形状がディスク状であることを特徴とする請求項 第 1項又は第 2項に記載の光学記録媒体。 10. 矩形状の基材上に光学的に読み取り可能な情報が記録される記録 層を形成する第 1 の工程と、 この第 1 の工程によつて形成された記録層上に保護層をロールコ —ティ ングにより形成する第 2の工程と、 上記第 1 の工程及び上記第 2の工程により記録層及び保護層が形 成された基材を所定形状に分割する第 3の工程とからなる光学記録 媒体の製造方法。 11. 上記第 1 の工程は、 高反射率層を形成する工程と、 この工程によ り形成された高反射率層の上にレジス ト層を形成する工程と、 この 工程により形成されたレジス ト層の上にマスク露光を施す工程と、 この工程によりマスク露光の施こされた高反射率層にエッチング処 理を施す工程とからなることを特徴とする請求項第 1 0項に記載の 光学記録媒体の製造方法。 12. 上記第 1 の工程の前に上記基材に前処理を施す前処理工程を備え ることを特徴とする請求項第 1 0項に記載の光学記録媒体の製造方 法。 13. 上記前処理工程は、 上記基材の上にハー ドコー ト層を形成するェ 程と、 この工程にて形成されたハードコー ト層の上にロールコータ にて保護層を形成する工程とからなることを特徴とする請求項第 1 2項に記載の光学記録媒体の製造方法。 14. 上記第 2の工程では、 ヤング率の低い材料にて上記保護層を形成 する こ とを特徴とする請求項第 1 0項に記載の光学記録媒体の製造 方法。 15. 2 1 0 ' ° dyn/ 以下の材料にて上記保護層を形成する こ とを特 徴とする請求項第 1 4 項に記載の光学記録媒体の製造方法。 16. 上記基材ょ り も熱伝導率の小さい材料にて上記保護層を形成する こ とを特徴とする請求項第 1 0項に記載の光学記録媒体の製造方法, 17 . 紫外線硬化型樹脂にて上記保護層を形成する こ とを特徴とする請 求項第 1 4 項又は第 1 6 項に記載の光学記録媒体の製造方法。 18. 上記第 2 の工程後で上記第 3 の工程の前に、 上記第 2 の工程で形 成された保護層の上に保護フ ィ ルムを設ける工程を備える こ とを特 徴とする請求項第 1 0項に記載の記録媒体の製造方法。 19. 上記保護フ ィ ルムには予め印刷処理が施されている こ とを特徴と する請求項第 1 0項に記載の光学記録媒体の製造方法。 20. 上記第 3 の工程によって分割された基材の保護フ ィ ルムに印刷処 理を施す工程を備える こ とを特徴とする請求項第 1 0項に記載の光 学記録媒体の製造方法。 21 . 上記印刷処理は、 パッ ド印刷にて施すこ とを特徴とする請求項第 2 0項に記載の光学記録媒体の製造方法。
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同族专利:
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法律状态:
1990-01-11| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): JP KR US | 1990-01-11| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE FR GB NL | 1990-02-27| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1989907834 Country of ref document: EP | 1991-01-02| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1989907834 Country of ref document: EP | 1996-04-24| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1989907834 Country of ref document: EP |
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